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潜水服は蝶の夢を見る/ジュリアン・シュナーベル [ 映画の部屋]

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そんな訳で(どんな訳かはこちら、http://room7.blog.so-net.ne.jp/2008-03-10)、「潜水服は蝶の夢を見る」を見てきた。もちろん、「美人が多い」というのも大きな理由。

原題は、"Le scaphandre et le papillon"(潜水服と蝶:「体は潜水服を着たように重いけれど、心は蝶のように自由だ」という意味らしい。)記憶と想像力を元に、生きる意思と忍耐によって書き上げた小説をもとに、ジュリアン・シュナーベルが映画化した。

映画の中の「蝶」の解釈を少し違って受け止めたのが気になった...訳のためか? 船の上で元妻に言われた「蝶」の表現の方が強く感じた。どうなんだろう?

そんな細かいことはどうでもいい。

いい映画でした。ジュリアン・シュナーベルらしく、その人の一生を捉え、見ているものを傍観者にしておかない。ジャン=ドミニク・ボービー...というより、ジャン=ドーの友人のような気持ちで、映画に寄り添うようになる。

「人が生きるということはどういうことなのか?」、ジャン=ドーとシュナーベルは力強く答えてくれる。見ている私は、それを快く受入れながらも、「この小説が完成したら...」という思いが、だんだん首をもたげてくる。そして...「ああ〜」生きるとはそういうことなのだね。ジャン=ドーとシュナーベルは、そう結論づけたようだ。
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ジャン=ドーは、この小説のために一体何回瞬きをしたのだろう。 何万回? 何十万回?
ジャン=ドーは、この小説のためにどれだけの時間を費やしたのだろう。 何千時間?

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「ウー、エス、アー、エーフ、イー、エンヌ、テー...」魅力的なフランス語が、魅惑的な女性の唇から発せられると、体が硬直する...そしてジャン=ドーの瞬きを待つ。(シュナーベルは、今もっとも魅力的なフランス女優トップ7を集めたにちがいない!)

女性だけでなく、男優も子供も素晴らしい。父親も友人もこちらの心に染渡る言葉を投げかけてくれる。

こうした魅惑と魅力は、この映画には不可欠だ。

■「潜水服は蝶の夢を見る」オフィシャルサイト
http://chou-no-yume.com/

■映画の解説(画像もこちらから)
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD11903/
http://www.cinemacafe.net/movies/cgi/19176/
http://cinematoday.jp/movie/T0005720

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もう一度、彼に寄り添うならフランス語なのだろう
Le Scaphandre Et Le Papillon

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  • 作者: Jean-Dominique Bauby
  • 出版社/メーカー: Robert Laffont
  • 発売日: 2007/05/10
  • メディア: ペーパーバック
2007年版

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  • 作者: Jean-Dominique Bauby
  • 出版社/メーカー: Pocket (FR)
  • 発売日: 1999/01
  • メディア: マスマーケット
映画に登場した表紙はこちら

潜水服は蝶の夢を見る

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  • 作者: ジャン=ドミニック ボービー
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1998/03/05
  • メディア: 単行本


◆ジュリアン・シュナーベルの監督作品
バスキア

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  • 出版社/メーカー: パイオニアLDC
  • メディア: DVD

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スケッチ・オブ・フランク・ゲーリー デラックス版

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監督はシドニー・ポラック。建築家フランク・ゲーリーを追ったドキュメンタリー


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nice!(3)  コメント(5) 
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room7

takagakiさん、nice!をありがとうございます。
by room7 (2008-03-11 16:55) 

whitered

私も先日、『潜水服は・・・』を見てきました。深刻な主題でしたが、フランス映画らしいおしゃれな仕上がりでした。映像がきれいで、最後まで惹きつけるものがありました。けれど、前に『ジョニーは戦場へ行った』を観た時ほどの衝撃はなかったです。人間の尊厳については、両方ともよく表現されていたと思います。
by whitered (2008-03-11 22:56) 

江戸うっどスキー

この小説が出版され、数日後にお亡くなりになられたというのも、
不思議な気がします。合併症ではなく、気力が病気を遠ざけていたような、そんな気がしています。
by 江戸うっどスキー (2008-03-12 01:00) 

room7

whitered さん、nice!とコメントありがとうございます。そうですね、なんというか、...もっと身近で、私たちの生活に隣り合ったところにある物語...という感じがしました。私にも起き得る話だし、私の友人に起きる話かも知れません。そんな日常の延長線上の話のように受け止めました。
今後ともよろしくお願いします。


by room7 (2008-03-12 19:53) 

room7

江戸うっどスキー さん、nice!とコメントありがとうございます。私もそう思います...あるいは、その逆のことも言えるかもしれません。「小説を書いたから...」。それでも書かなければならない...というのがジャン=ドーとシュナーベルの意思だったのだと考えました。

by room7 (2008-03-12 20:05) 

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